着付師
「着付師」のお仕事について
鈴乃屋きもの学院で着付師の資格を取得し、鈴乃屋のお店で着付けの仕事をしています。
やればやるほど奥の深さを感じるばかりでまだまだ未熟ですが、晴れの日を迎えられたお客様のお手伝いができることは、何より嬉しいものです。
また着付講師の資格も取得しており、鈴乃屋きもの学院の着付授業も担当しています。
「きものは全く初めて」という生徒さんが、しっかり手順を覚えてきれいに着られるようになるのがとても嬉しく、さらにどうしたらより分かりやすくなるか?と考えることも楽しいです。自分よりも年上の生徒さんからは逆に教えていただくことも多く、勉強になります。
着付けを習い始めたきっかけ
祖母が良くきものを着ていたので、子供の頃からきものは大好きでした。いつかは祖母のように毎日きものを着て暮らせたらいいな、と思いつつ仕事や子育てに追われる日々でした。
きっかけは、娘が七五三の時に美容院で訪問着を着付けてもらったこと。やはり自分で着られるようになりたい、そして着せてあげられるようにもなりたいと思い、着付けを学ぼうと決めました。
鈴乃屋きもの学院に決めた理由
実は鈴乃屋きもの学院に通う前に、他の着付け教室に3ヶ月ほど通ったことがあります。そこでは教室のオリジナル器具を使う着付けでした。しかしそれでは祖母からもらった小物が使えない上、道具に頼っていては上手に着られるようにもなりません。納得できることが少なかったので、結局途中でやめてしまいました。
鈴乃屋きもの学院は手結びで、特別な器具は一切使わず着付けを学べるところが魅力でした。親戚や友人にも気軽にきれいに着せてあげられるので、とても喜ばれています。
着付けの仕事を通して感じていること
「きものが好きなだけ」だった私ですが、着付けの基礎をきちんと学んだことで、「自分できものを着る」ということが特別なことではなくなりました。外出はきもので、という日も多く、入学当初の目標だった、 「毎日きものを着て暮らす」という夢に少しずつ近づけたような気がしています。
鈴乃屋きもの学院に入学する前から古美術品や工芸品の修復の仕事をしていますが、着付けを学ぶことを通して「きもの」そのものの美しさや文化にふれることができ、きものも日本の伝統工芸品であることを強く感じました。
これからも生涯の仕事として、きものの着付けを続けてゆくなかで、きものを着る方が一人でも増え、美しいものにふれる楽しみや喜びを伝えられたらと思います。
※このインタビューは2011年7月現在のものです。




